息子達の学校では年に3回程、choosing hourというのがあります。一回につき、毎週火曜日の午後一時間を使って3週連続で、通常授業とは違う、楽しい試みに生徒達がチャレンジするのです。Choosingの名の通り、あらかじめ、生徒達がやりたいものを選択して、その時間は学年関係なく教室を移動して、クッキング、ソーイング、粘土クラフト、コンピューターetcを楽しみます。
今日から今年度2回目のchoosing hourが始まりました。今回はいつものchoosing hourと違い、選択制でなく全校生徒で、あるビッグプロジェクトに取り組むのです。インターナショナル部の所属するオランダ現地校本校が、今年25周年を迎えるのです。その記念にインター部総出で、大きなタペストリーを作ろうという企画です。G1,G2&3,G4&5,G6&7の4チームに別れて、生徒一人一人が自分の手のひらをモチーフにしたピースを作成し、最後に縫い合わせ、4枚の大きなタペストリーが完成です。年令によって、作品の難易度は違いますが、共通するのは各人の手のひらをモチーフにするということ。
今回はG4(タロのクラス)のお手伝いを頼まれ、参加してきました。あらかじめ、ブックレットをもらっていて、どんな風に作るのか手順を読んで、さらに事前に担任のアリーと打ち合わせもしました。
タロ達のクラスは、いろんな図形を油性クレヨンで布に写し取って、パターンをつくります。まずは紙に下書き。どんな図形を、どんな風に配置するか、そして何色のクレヨンを使うか、考えます。
案ができたら、それにそって、布にクレヨンで描いて行きます。後で染めるので、パターンの中は塗りつぶさず、アウトラインだけ描きます。太いクレヨンで、なかなか描くのが難しい。
染色です。ファンタのペットボトルに入っているのはオレンジファンタではなく、黄色の染料です〜。布ごと染料につけこむのでなく、筆で染料を塗っていきます。クレヨンの色が浮き上がります。
布の中央に、フェルトで切りとった各人の手形を縫い付けます。今日は手形を取るだけ。ここでタイムオーバー。
うーーん、出来上がりは一体どうなるのだろう??楽しみのような、怖いような(笑)。来週、再来週の火曜日でちゃんと終わるのかな?
学校行事のお手伝いも大きなものはこれが最後かもしれません。二人が学校を去る前に、この大きなプロジェクトに参加できてよかったです。彼らの手形が学校に残るんですものね。
この続きはまた来週の火曜です〜。