ここ数日、ちょっと落ち込んで塞いでおりました。
月曜日、クロッカスホリデー開けに清々しい気持ちで(缶詰から解放される!)学校に行ったのですが、その夕方、ジロ発熱....。予想はしてましたけどね。一週間、家の中で高熱の兄と生活を共にしていたので、当然と言えば当然の結果ですが、タロが治ったとたん、また自宅療養&看病の日々かと思ったら、ちょっと、どーーーんと落ち込んでしまった訳です。
普通の風邪ならともかく、今回のタロの熱はちょっと普通ではなく、回復までに一週間も要してしまったことを考えると、ジロの容態も不安です。タロのクラスメイトの中で4〜5人、クロッカスホリデーをふいにしてしまった子がいて、みな、そろいも揃って3日間続く高熱、激しい咳、持続する微熱に悩まされたそうで、治るまで不安で仕方ないです。
以前にも
オランダの医療事情を書きましたが(
ここにも)、普通の風邪でなく、ちょっと様子がおかしいぞっていうとき、オランダにいるのが心底嫌になります。ホームドクターははっきり言って信頼できません(勿論、ホームドクターにもよりますが、概して)。自然治癒力を重視する考え方には賛成ですが、中には重篤な疾患、治療を要する疾患が潜んでいるかもしれない、その判別をするのが医者だと思うのですが、ろくに診察もせず、しばらく様子を見ましょう、というだけなんですね。オランダ人の健康観、オランダ人の体質(頑丈、丈夫!)を考えると、このホームドクターの姿勢が一般的に浸透しているのは頷けますが、私は、万が一の危険性を考えて、検査をしたり、治療をしてくれる日本の医療の方が信頼できます。とくに小さい子供に対しては....ね。
不安と心配と、いら立ちとで悶々としているところに、昨日は一本の電話が。帰国に向けて電話とインターネットの解約の手続きをしているのですが、インターネットの会社から、解約するにはなんたらかんたら、こういう書類が必須で云々...というお知らせでした。この解約手続き、帰国の4ヶ月半前から着手して、すでに一ヶ月半経過しているのですが、『帰国するから、電話とADSL解約します』っていう依頼が、なんでスムーズに受け入れられないのか理解に苦しみます。帰国することを証明するものが必要とか、電話会社にいたっては、プロバイダが了承しないと、電話も止められないとか、もう訳わかんないっ!!帰国するんですってば。もう電話使わないんですってば!
概して、こういうカスタマーサービスの窓口、市役所の窓口の人でさえ、ちゃんとした知識がなく、わからないことを確認することもなく、「知らない」「できない」と簡単に言う傾向があると思います。(しつこいですが、人によります。誠実に一生懸命対応してくれる人も中にはいます。でも稀)
オランダという国、国民のいいなあと思うところはたくさんあります。日本もこんな風にできたらいいのにって。しかし。医療に関してと、手続きに関しては、なんでこうなの?と日本人の理解を超えた対応に、怒りがふつふつ、時には唖然として言葉が出なかったり...。
今日から3月だというのに、朝から雪。かなり激しく降っています。気分も冬に逆戻りです。春はまだ遠い....。
タロを学校に送るときの、トラム停留所の様子。真っ白です。さむ...。