子供たちの日常生活のいろんな場面での英語の占める割合が大きくなってきたので、この冬休みは日本語強化週間、と勝手に決めていました。が、タロがクリスマスイブの夜から熱を出して、私のそんな決意もなし崩しに....。
通信教育の進○ゼミを中心に、夜寝る前の本は日本語のもの、DVDやビデオも日本語のものって思っていたのに、熱のある子に勉強させる訳にも行かず、本やDVDもついつい、タロの希望にあわせていたら、英語ばっかし...。
タロの風邪が治った頃、お正月だし〜って久しぶりに取り出した『ぐりとぐら かるた』。これは渡蘭前、タロ5歳、ジロ3歳の時一時我が家でブームになったのですが、取ったかるたの枚数で喧嘩、毎回大泣きになるので、いつしか封印されていたもの(ありがちです)。今回はタロが読み手になってくれたのですが、だいぶスラスラ読めるようになったかな〜なんて思ってたら、ジロが全く平仮名を認識していないことに愕然とする私...。絵札の絵で判断して、勘で取っている....。あらららら。
昨日はジロのクラスメイト、イーアンの家に遊びに行きました。12月前半はジロの肺炎、冬休みもタロの熱で、看病続きの私を気遣って、イーアンのママ、エリザベスが「子供たちを遊ばせておくから、少し買い物したり、羽を伸ばしてきたら」なんて言ってくれました。タロは、私がいなくても友達の家で過ごしたことはありますが、ジロは....。試しに「遊んでいる間、お母さん買い物に行ってきてもいい?」って訊いたらあっさり「いいよ」と。
振り返ってみれば、去年の今頃は、友達と遊んでいても、何か困ったことがあると私のところに来て通訳を頼んでいた二人。それが、私がいなくても友達とそのママと一緒に過ごせるというのは大きな進歩だなあと思った次第です。英語で基本的なコミュニケーションが図れるってことですよね。
ちょっとドキドキしながら、イーアンの家を後にし、買い物をしたり、家事をしたりして夕方お迎えに。どうだった〜?とエリザベスに訊くと「No fighting, no quarreling! とっても仲良く遊べていたわ」とのお返事。エリザベスはタロたちが入学した頃からの付き合いですが、彼らの英語は確実に進歩しているとお墨付きをもらいました(エリザベスはネイティブ並みの英語力の持ち主)。彼女の観察によると、ジロはずっとfunnyなことをしゃべり続けて、おかしいことに、その文法的な間違いをいちいちタロが指摘し、直していたそうです(笑)。二人の性格的なちがいが顕著に現れています。
去年の冬休みは、身につきはじめた英語力を休み中もキープしたくて、タロに英語の本を音読させたり、書写させたりしていましたっけ。今年は日本語強化を狙いましたが、あっさり敗北。親の思うようにはなかなかいきません。
でも英語力、日本語力は別にして、友達の家で親の私がいなくても、友達とコミュニケーションをとり、楽しく遊べるようになった二人の成長に、とりあえず満足の私です。