7月10日
オランダ・スキポールからスイス・チューリッヒ そしてグリンデルワルトへ
行ってきました!スイス。オランダ最後の夏休み。どこに行こうか3月くらいから考えていました。本音をいえば、せっかくオランダにいるのだから、本当なら、ヨーロッパの古い街並をゆっくり楽しみたい。オーストリア、ハンガリー、アイルランド、スペインetc行ったことのないこれらのヨーロッパ諸国の古い街をのんびり散策、美術館をまわり、疲れたらカフェで一休み....なんて、こんなこと子供と一緒だったらできっこありません。夢のまた夢。
今年の夏は、子供が楽しめることを第一条件に、考えました。オランダ在住の子供のいるママ達に何人か相談したところ、スイスはいいよ〜というお答えが....。スイス....敷居が高いんだよなー。旅費がとにかく高くつきそうで、全く考えてなかったんですよね。しかし、お友達がスイスの山で雪を手に微笑んでいる写真を見たタロ。「スイス行きたーい」
そのお友達の貸してくれたガイドブックの表紙にあるユングフラウ鉄道の写真を見て、また一言。「オレ、スイスに行きたいなあ」
かくして宿泊施設、移動手段etc比較検討して、格安航空券を入手、ホテルも4人一緒に泊まれて安いところを見つけ、「うーん、この予算ならなんとか行けるか??」と判断。スイス旅行決定!となったのでした。
夫も私もいつか山歩きがしたいね〜という願望はあって、それぞれトレッキングシューズとか登山用のリュックとか持ってはいるのですが、仕事や出産などの事情で実現しないままでした。よーし、この際、スイスでトレッキングデビューを飾ろう。
そんなわけで今回のスイス旅行の目的は、登山鉄道、ユングフラウヨッホで雪遊び、大自然の中をトレッキング....にしぼられました。
前置きが長くなりましたが、オランダのスキポール空港を10時に離陸。1時間とちょっとでチューリッヒに到着です。早い!東京−大阪間のフライト時間くらいですか。機内食(といってもサンドイッチ)を食べ終わったらすぐに慌ただしく着陸のアナウンス。
チューリッヒ国際空港の地下にある空港駅からそのままグリンデルワルドに向かいます。グリンデルワルドはスイスの中央に位置する村で、スイス六名山のうち、三つの山、アイガー、メンヒ、ユングフラウを眺めることのできるスポットへのアクセスがとても便利。年間100万人もの観光客の訪れる、ハイカー達に人気の高い村です。日本人観光客もとっても多く、
日本語観光案内所があるくらい。私もホテルや鉄道のチケットの手配はこちらでしました。
チューリッヒからグリンデルワルドまで乗り換えを含めて、3時間くらい。スーツケースを持っての移動は疲れましたが、車窓からの眺めが他のヨーロッパの国と違って新鮮で飽きませんでした。なんといっても山がある!我が家のしゃべる地球儀によると、オランダの最高地点は321mですよ!丘か!?(多分ドイツに近い辺り)スイスは4634m。2000~4000mの山々が私たちを迎えてくれます。そして水のきれいなこと!スイスを流れる川、大きく横たわる湖の透明できれいなことには驚きです。オランダは河口に近いですからね。運河も生活排水が流れ込んでるし、運河の雰囲気は好きですが、きれいな水とは言いがたい...。
夕方4時近くにグリンデルワルドに到着。が、この曇り空。雨もぱらぱら降っています。夫の研究室のギリシャ人フェロー曰く「スイスは素晴らしい、ただし晴れれば、の話」。晴れてないと魅力半減らしいです。それでも久しぶりの山、緑の木々。雨に濡れた姿もまた美しいものです。
駅からホテルに行く道中に、子供用のプレイグラウンドが...。小雨の中も何のその、ハイテンションで遊びまくる二人。小さい子供連れの家族も何組かいました。
そして、このグリンデルワルド、噂通り日本人がたくさん..。しかも年配のご夫婦、グループばかり。年配の方に人気があるんですね−ホントに。
ここでは子供達の発言(トイレネタ、クレヨンしんちゃんネタ)に要注意だわ、と気を引き締めた私でした。
この日は移動の疲れもあって、ホテルで早めに就寝。明日は晴れるかな?