今日はタロのクラスのSmall Trip・・・つまり遠足です。それも大掛かりなものではなく、課外授業といったところでしょうか。
今回、この遠足にボランティアとして参加しました。18人の生徒を、担任のポール、実習の学生先生、そしてヘルプとして私と、もう一人、ミミーのママ、4人でケアする訳です。
学校から歩いて駅のトラム乗り場まで行き、その後トラムに乗って約15分、キッズファームに到着です。トラム乗り場まで、比較的交通の激しいところを、子どもたちは二人ずつペアを組んで、手をつなぎ、先生の後について歩きます。トラムもとても混んでいて、一番後ろの車両に全員固まって乗り、はぐれないようにします。
これらの指示は、出発前に教室でポールがみんなに「どんなことに気をつけようか?」と問いかけて、生徒自身に考えさせ、導いた答えです。それでもクラス揃っての外出は、みんなワクワク。どうしても小走りになったり、ふざけっこをしたりで、事故に遭わないよう、ヒヤヒヤしながら見守りました。
キッズファーム到着。ヤギ、羊、牛、馬、にわとり、くじゃくetcいっぱいいます。気軽に動物に触れ合えるところで、オランダにはこういった農園があちこちにあります。
今回の我々の目的は、牛や馬との触れ合いではなく、水の中にすむ生き物の観察。園内の小川に行って、網で川の中をすくいます。雨が降り出して、かなり寒いです。
各自収集した水中生物をトレイにあけて虫眼鏡で観察。ちっちゃい虫がいっぱい。おたまじゃくしもいます。専門のインストラクターがいろいろ解説してくれました。
あっという間の3時間半。1時には学校に戻り、子供たちはランチタイムです。私のお手伝いはここでおしまい。
これまで学校行事を時々お手伝いしてきましたが、タロのクラスの遠足のヘルプは初めて。タロが親友のいないクラスでどんな風にすごしているのか、見ることができていい機会でした。意外や意外、結構他の男の子とも仲良くやっていて、ほっとしました。
それから、普段の教室の朝の風景、出席をとるところ、Kring sessionsといって、先生も含めてみんなで輪をつくり、テーマを決めて意見を述べ合う様子(今日のテーマは遠足)もとても興味深かったです。日本の学校の風景とはとても異なっていて面白かったです。また機会があったら参加したいな。