みなさーん インターナショナルスクールってどんなイメージですか?
地方の田舎で育った私には、インターという響きはなんだか特殊で自分には関係のないところだと思ってました。日本にあるインターは芸能人が通うところなのかなあ....と(笑)。あと授業料がとてつもなく高いという話は聞いていて、やはり一般人には通えないところだと思ってました。まさか自分の息子たちが通うようになるとは....。
息子たちが通っているのは公立のインターです。こういうのって他の国にもあるのかしら??
少なくとも日本にはないですよね。完全な私学で、政府から補助がでないため、授業料が高額だときいてます。
公立インターゆえ、授業料も安く抑えられています。(日本で長男を幼稚園に通わせるのよりちょっぴり高いくらい)ただし、入学には条件があって、オランダに親の仕事や留学などの事情で一時的に滞在する外国人子女が対象となります。オランダ人でも、外国からの帰国子女は受け入れてくれます。私たちの住む街にあるこの公立インターは定員が少なく、かなりの人気でウエイティングがとても長いと聞きます。
母国を離れて、海外で仕事をする人は世界にどのくらいいるのでしょう。
その人たちの子どものために、こういった公立のインターナショナルスクールはすごく重要だと思うのですが、日本の文部省はインターナショナルスクールは『学校』と認めてないんですってね。オランダみたいに入学条件をつけて、公立インターをつくればいいのにね〜。助かる人がたくさんいると思いますが....。
さて、約一年前、オランダに到着した私たちは、早速この公立インターを見学し、入学申し込みをしたわけです。実際行くまでは、どんな学校なんだろう?雰囲気が良くなかったらオランダの現地校にするしかない...と不安でいっぱいだったのですが、見学してみて、夫も私もアットホームで清潔な学校に大満足。何より生徒たちの表情がとても明るくて生き生きしてました。
運良く定員にも空きがあり、長男タロは夏休みあけの新年度からの入学が決まりました。次男ジロは満4歳の誕生日を迎える10月からの入学を申し込んできました。オランダは満5歳から義務教育、満4歳からは義務ではないのですが、学校にはいれます。殆どの親が満4歳から入学させるそうです。
「はろー」しか知らない我が息子たち....果たして学校生活を無事送れるのであろうか...大きな不安を抱えつつ、学校の雰囲気の良さにとりあえず一安心し、学校を後にしたのでした。