今日からイースターホリデーで、学校は4連休です。初日の今日は、ユトレヒトの
Dick Bruna Huisへ、ゆーちゃん、ゆーちゃんママと出かけてきました。ここは日本ではミッフィー、うさこちゃんでお馴染みのナインチェ(nijntje)の作者、ディック・ブルーナ氏の博物館です。
今年の2月中旬にオープンしたてのほやほやで、開館当初から多くの来場者があったと聞きます。私ももっと早くに訪問を計画していたのですが、タロとジロの風邪でいつも土壇場で行けなくなってしまい、今日は3度目の正直。仲良しのゆーちゃんと一緒に行けて本当によかった!
風が冷たいものの快晴のいいお天気!
右手に見えるのがユトレヒト中央博物館。以前はこちらの一室にディック・ブルーナ氏のコーナーがありました。左手の建物の一部が新設のミッフィー博物館。
展示室の入り口に鎮座するのが金色のミッフィー。
台座の中には小さなミッフィーが。覗いている子供達。
最初の部屋は世界40カ国に翻訳されて親しまれているミッフィーの本が壁中に展示されていました。ヘッドフォンで朗読を聞けるのですが、メインの言語が、オランダ語.英語.そして日本語!
ブルーナ氏の紹介文も日本語で読めます。ブルーナ氏は本当に温かい笑顔の持ち主ですね。素敵な方です。
日本には熱烈なミッフィーファンが多いようですね。ファンからの贈り物、浴衣姿のミッフィーまで展示されていました。他にも日本のファンからの手紙やカードも。
子供のためのスペースもあります。パソコンで塗り絵、パズルなど楽しめます。タロやゆーちゃんには少し幼すぎるかな。こちらではミッフィーは3〜4歳くらいまでの子供に人気です。
今回、私が一番感銘を受けた展示。ブルーナ氏の初期の作品の数々です。ポスターや本の装丁などを手がけていたようで、シンプルで温かみのあるデザインが特徴です。
小さな博物館なので子供とゆっくりまわっても1時間半くらい。
ドム広場の方を散策しながら帰路につきました。以前訪れたユトレヒトは雨。
今日は日射しの下、高くそびえるドム塔を眺めました。
ホリデー初日で混んでいるかな、と思ったらそれ程でなく、ゆっくり展示を見て、プレイスペースでもゆっくり遊んで、お土産も吟味して、のんびり過ごせました。でもお客さんの半分は日本人だったかも。日本からの団体客と思われる一団もいて、日本での人気の高さを感じました。
ミッフィーの絵本の素晴らしさもさることながら、私は絵本以外の作品の素晴らしさが印象的でした。色使い、モチーフ、どれもシンプルなのにモダンで、おしゃれ。彼の言うところの『less is mores』の意味を実感した一日でした。