昨日、日曜日のオランダは、久しぶりのスカッと晴れた青空。
タロとジロ、そして一晩泊まったハスムスを連れて、動物園で、ルナやエリザベスと待ち合わせです。(タロ、ハスムス、ジロの順で並んで寝ていたのに、起こしに行ったら、順番が変わっていたのが笑えました。皆よく眠れたようです)
好天の日曜ということで動物園は大混雑。エリザベスのところの3兄弟、我が家のタロジロ、それにハスムスとユリアで、男の子6人、女の子1人の大所帯で、水族館からコウモリ館、巨大プレイグラウンドとまわって楽しくすごしました。
走り回る子供達に危険がないよう、目を配りながら、大人3人、ここぞとばかりに話します。ルナとエリザベスと話す時は、話題が子育てにとどまらず、お互いの国の文化や政治、社会情勢など話が多岐にわたって、とてもいい刺激になります。
混雑している動物園の人ごみを眺めながら、ふと、自分がここにいることが不思議になります。デンマーク人のルナ、アメリカ人のエリザベス、二人とも、顔を会わすことなく、存在さえも知らぬまま、一生を終えていたかもしれないんだよなあ〜と。オランダに来たことで彼女達に会えた、当たり前の事実ですが、この出会いの不思議さを改めて実感した日でした。
そして、今日月曜日は、午後からルナがハスムスとユリアを連れて、学校にやってきました。校長や当時の担任、友達に挨拶に来たのです。もう数週間前からタロは、校長や去年の担任ポールに「ハスムスがくるんだよ!」と伝えていました。校長も他の先生方も大歓迎。各クラスをまわって友達の温かい歓迎もあったようです。
で、この放課後、校庭で待ち合わせて、そのまま近くのボールプールで2時間程一緒に過ごしました。平日のボールプールは殆ど人気がなく、貸し切り状態。皆、汗だくになって思う存分楽しく遊んだようです。
私とルナは楽しくおしゃべり。ルナに日本のガイドブック(英語)をプレゼントしました。日本の住所を書いたカードを添えて。タロとジロもそれぞれカードを書きました。
See you again in Japan !
そう、次回は日本で再会、です。何年先になるかわからないけど、日本を訪れるとルナは約束してくれました。
駅で皆でハグして、「またね。元気でね」と言って別れました。この街でルナやハスムス達と会うと「また明日!」って、学校で会えるかのような錯覚に陥ります。でも彼等は明日の早朝、デンマークに向けて出発します。またね、のその「また」は今度は数年先の日本での再会です。
タロとハスムスはお互いちょっと照れながら、何度も力強く握手をしていました。ルナは涙目で私をハグし「会えてよかった。どうか元気で。また会いましょうね」と言ってくれました。私はただうなずくのが精一杯でした。
こうして、ハスムス達とのオランダでの再会は終わりました。あっという間の3日間でした。今度会う時に、お互いどんな成長を遂げているのでしょうか。再会が楽しみです。