**Garganelli with Shrimps and Artichoke**
ワタクシとアーティチョークとの出会いは10年前に友人と旅行したパリのレストランです。アーティチョークのパスタをシャンゼリゼ近くのレストランで食べて、おおー美味〜、さすがおフランス、と大感激。
その後アーティチョークとは無縁の生活を送っておりましたが、この春ローマに行く機会があり、そこで10年ぶりにアーティチョークを食べて再び大感激。夫の研究室にイタリア人フェローがいるのですが、母国イタリアをこよなく愛する彼はローマに旅行に行く我々に、訪れるべき場所、食べるべき料理をこと細かく手書きでびっしりメモにして渡してくれたのでした。その中にアーティチョークがあり、しかも二重まるがつけてあったのです。
ローマで食べたのはアーティチョークのマリネ。ちょっぴりほろ苦くて、歯ごたえが独特で病みつきになる味です。夫も大ファンになり、家で作れたらいいなあーと思いつつ……
オランダのスーパー、市場でもポピュラーなアーティチョーク。でもこの大きな花野菜をどう調理したらいいのでしょう。手に取って眺めること数回。でも結局買わないまま。
ある日、イタリアのパスタの本に、アーティチョークを使ったレシピを発見!缶詰の水煮アーティチョークを使うらしい。野菜の水煮缶は、オランダでは種類も豊富。見つけました!
で、作ったのが、エビとアーティチョークのパスタ。味付けは塩こしょうのみ。でも美味しかった〜(^^)
Garganelli というパスタが見つからず、マカロニで代用。
このレシピの載っている本は、台湾人の友人、リンがくれたもの。筆者はGiuliano Gasali氏。イタリア料理の香港での第一人者だったようです。
この本、そうです、当然中国語で書かれているのですが、幸い英語の併記があります(でなくちゃ、わたしにくれないですよね)。最初は中国語と英語かあーってぺらぺら眺めるだけだったこの本。改めてページをめくると、どのレシピも美味しそう。しかも作り方はどれも家庭でもできる比較的簡単なもの。イタリア食材もオランダでは簡単に手に入りますし、これは作らないのはもったいない。というわけで、これからはさらにパスタが食卓に上りそうな我が家でした。