Contact parentsとしての初仕事をしてきました。授業の一環で使うのか、Readingのテキストに出てくるキャラクターを、大きな紙に描いて、色を塗る、という仕事です。学校は空き教室がないので、授業の終わった放課後、作業をしました。子供達は教室にあるPCで遊んでていいから、って言われたのに、大きな絵を描く作業に興味津々で、ずっとそばにくっついてました。スライドプロジェクターをつかって、黒板に貼った大きな紙に映し出された絵をマジックで描きうつします。それに絵の具で色を付けていくという手順。「絵の具はこれとこれを使って、この絵を参考に色を塗って。で、私はミーティングがあるからまたあとで来るわ」って去っていくアリー先生。
今回は同じクラスの日本人ママにお手伝いを頼みました。タロのクラスには日本人の女の子、まーちゃんがいるのです。去年タロが初めて学校に行った時、泣いて不安がるタロに「日本の女の子がいるよ」と先生が紹介してくれました。そのときのまーちゃんは私には後光がさして見えました。まーちゃんはG1からこの学校にいる頼りになる大先輩。可愛くて利発で、やさしい女の子。タロは硬派なので女の子のまーちゃんとは意識してあんまり話さないようですが、大きな支えであることは確かです。私もまーちゃんママにはどれだけ助けてもらったか。今回もお手伝いを快く引き受けて下さり、二人であれこれお話ししながらの作業でした。
これがおなじみテキストの主人公の一人、Kipper。今日はこのKipperのお兄さんとお姉さんもしあげました。まーちゃんママ曰く「アジア系のママは仕事が丁寧だし、確実だから先生方も頼みやすいみたいよ」と。あと5枚仕上げなくてはいけないのですが、何日放課後作業すれば終わるかなあ...。
久しぶりに絵の具を使って、なんだか楽しい作業でした。こっちの絵の具、日本のような小さいチューブでなくて、500mlのペットボトルくらいのサイズのボトルにたっぷり入ってます。ダイナミック!学校の授業でも、絵の具も筆も共用で個人で揃える必要はないんです。日本と違って面白いですね。
来週も放課後この作業です。なんだかContact parentsの仕事の深みにはまっていきそうな予感...。